2012-09-03

アメリカドライブ旅行(コロラド・ユタ・ニューメキシコ)【2012準備編】



ええーと、去年に習って書くか。
気をつけたほうがよさそうなことは主に去年のブログに書いています。
ルートもかなりかぶってますので、情報をお集めの方はそちらもご覧になってみてください。


【渡航月】
2012年8月

【期間】
11日間

【最終的なルート】

 

途中、少し切れてますが細かいことは気にしない。
右上がDenverです。
トータルは3100km弱で去年よりは減少。


【今年のプランニングについて】
去年の感想を踏まえ、見たかったのは主にコロラドの西〜南西だったので、デンバー入りではなくグランドジャンクションかデュランゴ入りを検討したのですが、、
どうしても行き帰りのどちらかで乗り継ぎがうまくいかないんですよね。
(来年は成田からデンバーへの直行便が就航予定のため、状況は変わるでしょうが)

入国審査の時間が読めない&飛行機が遅れる可能性もありのコンボで、乗り継ぎ時間を短くできないところがアメリカの嫌なところですな・・。
  結局どこかで一泊しなきゃならないとかだと時間がもったいないので、デンバー入りを選択しました。

というわけで、選択肢が決まればスタアラ組なので飛行機はUA。
SQはそもそも満席だったのと、LAXの使いにくさに懲りたので今回は選ばず。

レンタカーは今年もHertzです。
NeverLostは相変わらず便利ですが、Webのポイント検索が使えない子で全然引っかからないので、MapQuestでポイントを打つ→全部保存してからNeverLostに移行したほうが圧倒的に楽なことに作業が終わってから気が付きました。(アホだな)

あと今年は、自転車レースで日によってあちこちが通行止めやらになっていたので、行くところのイベント予定はやっぱり確認しておいたほうがいいですね。
先月の後半には山火事なんかもありましたし。

2012-07-16

アメリカドライブ旅行【2012予告編】



今年の夏もアメリカに行く事になりました。
またコロラド周辺を回る感じになりそうです。
今年は山火事が酷いみたいでしたがだいぶ収まったのかな?
ぎりぎりまでルート取りに気をつけないといけませんが。

来年から成田・デンバー直行便がデイリー運航されるようになるので、注目が高まるかもですね。コロラド!
http://www.airlineguide.jp/news/ua-nrt-den-2013-new/

scenery from the car window

2011-12-11

アメリカドライブ旅行【Day 12&13 〜 行く予定だった場所と反省会】



12日目は結局体調不良で、2ヶ所回る予定だったところをパス。
早々にエアポートホテルへ移動し休んでいました。

せっかくなので 予定だったところを書いておきます。


Pikes Peak Cog Railway

パイクスピーク(標高約4300m)の頂上まで麓から約14kmを登る登山鉄道。
登山鉄道としては、全長、到達高度ともに世界一だそうですよ。

標高4300mってどんな世界なんだろうな・・。
観光で行くにはギリギリの高さって気もしますが。
いやむしろ大丈夫なのかという。

まあ、体調悪いときに行ける場所ではないのは確かです。
これに乗れれば、コロラドの鉄道に3本乗ったことになるので残念ではありましたけどもまた次回。


空軍士官学校(U.S.Air Force Academy)

米空軍士官候補生の教育の場です。
その一部が一般人にも公開されています。三角定規を並べたようなチャペルなどが有名。
ギフトショップでは男の子が喜びそうなお土産が買えそう。
あとは軍隊の存在やそれに志願する人々の気持ちについて、いろいろ考えさせられる場所でもあります。
確か入場には写真付きの身分証明書(パスポートでいいのかな)が必要・・なはず。
ご確認をお忘れなく。


13日目は帰国日。

デンバー→ロス便が空調トラブルで2時間遅れ、機内にカンヅメだった上にロスでの乗り継ぎもギリギリになるなどドタバタでしたが、なんとか無事帰国できました。


総括的に見ればトラブルもかなりあったのですが、とても楽しい旅行でした。
反省するとすれば、余裕をみたつもりでしたが、やっぱりけっこうスケジュールがタイトだったことかな。

次回はもう少しコロラド州内メインでゆっくり回ってみたいと思います。
今回回ったところはもちろん、ガニソン周辺やマウント・エヴァンスにも行ってみたいし。
そもそもデンバー観光をしていないというところもありますし。
温泉やラフティングを楽しむのもよさそうですし。
私は得意じゃありませんが、冬なら断然スキーでしょうし。(コロラドの雪質は最高です)


当面お金を貯めて(笑)、いつかまた来るぞ!ってことで。
今回の旅は以上になります。

アメリカドライブ旅行【Day 11 〜 グレートサンドデューンズ国立公園】




2日滞在したデュランゴを後にし、今日は東へ向かってグレートサンドデューンズ国立公園(Great Sand Dunes National Park)を目指します。

グレートサンドデューンズはその名の通り砂丘なんですが。
隣の山脈から風で砂が流れ落ち、流れる川が砂を運んでき、さらに遠くから風で運ばれた砂も一緒に山裾で吹きだまってできるという。
なんじゃそりゃ?という感じですが見ればわかる。


はい、どーん。

Far View

不思議な眺めです。
GoogleMapで見るとこんな感じ。


ここら辺は農場しかない地域で、この砂山がどこからでもよく見えるんですが、走れども走れども近づかない。
やっぱりスケールが違うんだよな・・・。
うっかりしてたらだいぶガソリンが減ってて焦りました。

公園の手前にガソリンを入れられるところはありますが(ちょうど上の写真を撮影した場所)、「これどうやって動かすの? いやむしろ動くの?」ってくらい設備が古くてビミョーな感じなので、向かっている間にGSをみつけたら、かなり手前でもまめに満タンにしておきましょう。


さて公園に到着。
まずは奥のビューポイントへ。


裾野を眺める感じですね。

Great Sand Dunes National Park


空との対比が素晴らしい。
コロラドの空は、どこも本当に綺麗な「深い青」です。
あー俺、宇宙空間に近づいてる?と錯覚しそうなほど。

Great Sand Dunes National Park


背後の山を入れるとこんな感じ。

Great Sand Dunes National Park


戻ってもう少し近づいてみましょう。
公園自体はとても大きいのですが、車で移動できる範囲はごく狭いのですぐに到着。


そこは砂丘以外のなにものでもなく・・・。

Great Sand Dunes National Park


なんともフォトジェニックです。

Great Sand Dunes National Park


巡礼者のよに登る人々。
ってか気温30度軽く超えてるんですが…。
みんな凄いな。

Great Sand Dunes National Park

Great Sand Dunes National Park


写真を撮っているだけで足を取られ、砂は暑いわ疲れるわでしばらく居たあと我々は退散。
もうちょっと涼しい時だったら登ってみたかったかな。
でもこれ、頻繁に地形が変わるわけですよね。
レンジャーさんとか大変じゃないんだろうか。

聞くところによると、時期によってはこの砂の手前に雪解け水が流れて、水遊びができる不思議な場所になるんだそうで。
それも見てみたい気もしますね。そのためかわかりませんが、駐車場の脇にはシャワーも併設されています。

ちょうどシャワーの前に自販機があったので、たまにはコーラでも飲む?というのでお金を入れたらそのまま飲み込まれて出てこない、というような外国ではお約束の事件を起こしつつ。
公園をあとにしそのままコロラドスプリングスへ。


実はこのあとから体調を崩し、次の日と帰国日に回る予定はすべてキャンセルとあいなりました。
残念ですが仕方がなかったですね。
次は行く予定だった場所と、次回行ってみたい場所を書いておきたいと思います。

アメリカドライブ旅行【Day 10-2 〜 デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道博物館と街の話】




デュランゴに戻って来ました。
ついでに駅に併設されている博物館(D&SNG Museum)を見学。無料です。


かなーり大きな模型があります。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


かわええ!! 写真ではわかりませんがちゃんと走っています。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


こんなのや。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


車体も展示してあります。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


さっぱり分かりませんがこんな解説もばっちりと。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


外に出ると転車台が見られます。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum

トーマスの世界ですねえ。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


趣きのあるベンチ。

Durango & Silverton  Narrow Gauge Railroad & Museum


中はかなり暗いので、綺麗に写真を撮りたい方はそれなりの準備が必要かも。
でも、何もわからなくても見ているだけで楽しいので、ぜひお立ち寄りを。

博物館を出たあとは、併設のお土産物屋で鉄道区間のマップポスターを購入。
額入りのが素敵だったんだけど持って帰れんもんね・・。


Durangoの街は数々のショップが並び、夏期ならお土産や食事に困ることはないです。
品揃えもけっこう小洒落ています。
ウェスタンスタイルの服や小物を売っている店で素敵なところがあって、店ごと買って帰りたくなりましたw
次はお金を貯めて行こう。

夕食はRandy'sという店で食べましたが美味しかったですよ!
ここで飲んだブリッケンリッジの地ビールが美味しかったんだけど日本でも買えないかな。
コロラドはそういえばビール王国(州?)でもあるんですよね。
好きな人にはたまらんでしょうね。


こんなことをしている間にも、街には何度も汽笛の音が響き渡ります。
鉄なあなたもそうでない方も、デュランゴ、超お勧め。
街の外れに空港があり、デンバーからUAなどのメジャーエアラインも乗り入れていますし、そこそこ便数も出ています。
そう考えると行き易い場所ではありますよねー。

2011-12-10

アメリカドライブ旅行【Day 10-1 〜 デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道】



今日は鉄道ファンならずともわくわくする、「デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道(Durango and Silverton Narrow Gauge Railroad)」に乗ります。
公式サイトはこちら

デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道はその名の通り、DurangoとSilverton(冬はもう少し手前ですが)という街を往復している蒸気機関車のこと。

もともと鉱山用の鉄道でしたが、今は観光用として1日数往復、行ったり来たりしています。
観光用とはいえ、通年、しかも1日何本も運行されているものはかなり珍しいですよね。

客車は4つのクラスにわかれています。
詳しくは公式を見たほうが分かりやすいですが、座席の配置やサービスなどに違いがあります。
どこに座るにしても人気の路線ですので、事前に予約しておくほうがいいです。

鉄道ですと、デュランゴ←→シルバートン間は片道約3時間半の行程。
片道行ったっきりではそこから移動できませんから往復で手配することになるわけですが、どちらか片道をバスにすることもできます。バスだと片道1時間半です。
その場合、デュランゴからシルバートンに向かう時が上りになるため、盛大に蒸気を吹き上げながら走る蒸気機関車らしい姿を見たいのなら、ぜひこちらのルートを鉄道でおさえてください。


とかどこかのパンフレットみたいなことを書きましたが。


デュランゴの駅。

steam locomotive and beautiful landscape


ふおぉぉぉ!!
まるでテレビ番組のような風景じゃないですか。

steam locomotive and beautiful landscape


ちゃらっちゃっちゃっちゃちゃ〜らら〜 ちゃ〜ら〜♪

steam locomotive and beautiful landscape

steam locomotive and beautiful landscape


興奮して写真を撮りまくっていたら時間がなくなり、客車に乗り込むと私たち以外は乗り込み済みで、乗車時の注意説明が始まっていました。さーせん。

注意事項はいろいろありましたが特に気を付けたいのが、夏期は一部の客車を除いて窓が取っ払われているので、煤がばんばん入ってきます。
この煤に、石炭の小さな破片が含まれていて目に入るので、眼鏡かサングラスをかけること、目に入っても絶対こすらないことを指導されました。
あとは、汚れてもいい服装で乗ったほうがやっぱりいいです。服にもつきます。
いいカメラをお持ちの方はブロアーも忘れずに。


今回予約したのは1等客車の「Silver Vista」。
天井が透明な屋根のため、周囲の景色がよく見えます。

steam locomotive and beautiful landscape

他の客車とは開放感が段違いなので、これで予約してよかったと思いました。
1等客車ですのでガイド兼サービス係の方が付いていて、水やドリンクも無料で貰えますし、お土産もついてきます。おすすめです。


そして出発。

steam locomotive and beautiful landscape

ちゃらっちゃっちゃら〜(もういい)

steam locomotive and beautiful landscape


可愛い。誰の仕業なのか。

steam locomotive and beautiful landscape


機関車は時に汽笛を鳴らしながら山道を登り、崖の脇を抜け、3時間の長丁場をまったく飽きさせることなくシルバートンに到着。
この道中は悪戦苦闘しながら動画を撮ってきたので、よろしかったらご覧下さい。
(音マニアの方は2本目の1:30〜あたりがおすすめです)









やー実に良かったですよ。
やっぱりファンも多いようで、イギリスから「これで49回目だよ!」なんてご夫婦もいたりとか。
気持ちわかるなあ。私もまた乗りたいもんな。


シルバートンはこじんまりした美しい街。
でも冬季はほとんど人がいなくなるんだそうです。機関車も本数が減るし、手前で引き返してしまうから観光客も来ないしね・・。

steam locomotive and beautiful landscape


お昼を食べたレストランの前に犬がいました。
レストランは件数が少ないので、どこもけっこう並んだりします。

a dog


バスの時間まで写真を撮ったりお土産物屋を冷やかしたり。
予定時刻に駐車場に集合し、今度はバスでデュランゴまで戻ります。


さよならシルバートン。

Silverton


デュランゴに戻るまで、運転手さんはガイドのかわりに運転しながら延々としゃべり続けます。凄いなおい。
鉄道からほどではありませんが、道路からの眺めもなかなか。
そうだよね、ここも有名なScenic Bywayですから。

scenery from car window


こうしてデュランゴに戻り、今日の日程はほぼ終了。
駅の中に博物館があるのでそこを見学し、お土産物屋で数点記念品を購入。
次回はその写真を載せます。

アメリカドライブ旅行【Day 9 〜 メサ・ヴェルデ国立公園 〜 デュランゴ】



さて、メサ・ヴェルデ国立公園での半日ツアーの様子です。
単発で遺跡を見学するツアーもありますが、私たちが参加したのは時代の流れを追って遺跡を解説していくもの。

日本でも見られるような簡素な竪穴式住居の跡から、知恵を絞って徐々に形態が変わっていく様子が興味深かったですね。
みんなレンジャーさんに積極的に質問していました。

この一帯はよく山火事があるらしく、車窓から見える焦げ焦げの木にびびりつつもやがて最大の見所、クリフパレスに到着。
岸壁の凹んだ場所に作られた住居跡で、かなり規模の大きいものです。


一度に入れる人数が限られるため、前のグループが出るのを上で待ちます。
やってるやってる。

Cliff Palace


山を降ーりー

a path

谷を超えー

a path


僕らの町・・、じゃなくて遺跡へ到着です。

Cliff Palace


今でもけっこう快適そうじゃないですか?ねえ。

Cliff Palace

Cliff Palace

Cliff Palace


ここでもみんな熱心に質問していました。

Cliff Palace


最後に垂直の梯子を登りますが、クリフパレスは体力のない人でも大丈夫そうです。
Balcony Houseはもっと大変らしいですが今回は行きませんでした。


午前中いっぱいかけてツアーに参加したあとは、昨日お亡くなりになったカムリの代わりに借りたインパラちゃんで下山。
燃費や付属品は明らかにカムリのほうが良かったけど、運転しやすいのはこっちだったな。
やっぱりアメリカに合うように作ってあるよなあという。


そして昨日トラックで通ったルートをなぞり、デュランゴへ。
まだ早い時間でしたがホテルにチェックインさせてもらい、この日の午後は予定通り休憩。

ここまでで体力的に相当しんどくなっているのを予想してたので、ちょっと奮発してダブルツリーホテルを予約していたのですが正解だった・・。
街から国道一本はさんでいますが、さすがヒルトングループ。とても快適に過ごせました。
駐車場を介してスーパーと接しているのも便利でしたね。


ちょろっと街を偵察し、洗濯をし、スーパーで水と軽食を仕入れ、部屋でのんびりしていると汽笛の音が聞こえてきます。
そう、Durangoといえば蒸気機関車です。
明日はこれに乗ります!