今日は鉄道ファンならずともわくわくする、「デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道(Durango and Silverton Narrow Gauge Railroad)」に乗ります。
公式サイトは
こちら。
デュランゴ・アンド・シルバートン狭軌鉄道はその名の通り、DurangoとSilverton(冬はもう少し手前ですが)という街を往復している蒸気機関車のこと。
もともと鉱山用の鉄道でしたが、今は観光用として1日数往復、行ったり来たりしています。
観光用とはいえ、通年、しかも1日何本も運行されているものはかなり珍しいですよね。
客車は4つのクラスにわかれています。
詳しくは
公式を見たほうが分かりやすいですが、座席の配置やサービスなどに違いがあります。
どこに座るにしても人気の路線ですので、事前に予約しておくほうがいいです。
鉄道ですと、デュランゴ←→シルバートン間は片道約3時間半の行程。
片道行ったっきりではそこから移動できませんから往復で手配することになるわけですが、どちらか片道をバスにすることもできます。バスだと片道1時間半です。
その場合、デュランゴからシルバートンに向かう時が上りになるため、盛大に蒸気を吹き上げながら走る蒸気機関車らしい姿を見たいのなら、ぜひこちらのルートを鉄道でおさえてください。
とかどこかのパンフレットみたいなことを書きましたが。
デュランゴの駅。
ふおぉぉぉ!!
まるでテレビ番組のような風景じゃないですか。
ちゃらっちゃっちゃっちゃちゃ〜らら〜 ちゃ〜ら〜♪
興奮して写真を撮りまくっていたら時間がなくなり、客車に乗り込むと私たち以外は乗り込み済みで、乗車時の注意説明が始まっていました。さーせん。
注意事項はいろいろありましたが特に気を付けたいのが、夏期は一部の客車を除いて窓が取っ払われているので、煤がばんばん入ってきます。
この煤に、石炭の小さな破片が含まれていて目に入るので、眼鏡かサングラスをかけること、目に入っても絶対こすらないことを指導されました。
あとは、汚れてもいい服装で乗ったほうがやっぱりいいです。服にもつきます。
いいカメラをお持ちの方はブロアーも忘れずに。
今回予約したのは1等客車の「Silver Vista」。
天井が透明な屋根のため、周囲の景色がよく見えます。
他の客車とは開放感が段違いなので、これで予約してよかったと思いました。
1等客車ですのでガイド兼サービス係の方が付いていて、水やドリンクも無料で貰えますし、お土産もついてきます。おすすめです。
そして出発。
ちゃらっちゃっちゃら〜(もういい)
可愛い。誰の仕業なのか。
機関車は時に汽笛を鳴らしながら山道を登り、崖の脇を抜け、3時間の長丁場をまったく飽きさせることなくシルバートンに到着。
この道中は悪戦苦闘しながら動画を撮ってきたので、よろしかったらご覧下さい。
(音マニアの方は2本目の1:30〜あたりがおすすめです)
やー実に良かったですよ。
やっぱりファンも多いようで、イギリスから「これで49回目だよ!」なんてご夫婦もいたりとか。
気持ちわかるなあ。私もまた乗りたいもんな。
シルバートンはこじんまりした美しい街。
でも冬季はほとんど人がいなくなるんだそうです。機関車も本数が減るし、手前で引き返してしまうから観光客も来ないしね・・。
お昼を食べたレストランの前に犬がいました。
レストランは件数が少ないので、どこもけっこう並んだりします。
バスの時間まで写真を撮ったりお土産物屋を冷やかしたり。
予定時刻に駐車場に集合し、今度はバスでデュランゴまで戻ります。
さよならシルバートン。
デュランゴに戻るまで、運転手さんはガイドのかわりに運転しながら延々としゃべり続けます。凄いなおい。
鉄道からほどではありませんが、道路からの眺めもなかなか。
そうだよね、ここも有名なScenic Bywayですから。
こうしてデュランゴに戻り、今日の日程はほぼ終了。
駅の中に博物館があるのでそこを見学し、お土産物屋で数点記念品を購入。
次回はその写真を載せます。